2010年5月12日水曜日

100日目を迎えました。ありがとうございます。

5月11日、お店を開店して100日目。期せずして、この日は私の母の11回目の命日にもあたります。
朝から家族で仏壇の前に座り、お経をあげました。そして、お店が100日目を迎えたことを報告しました。
母が生きていたら、きっと、今日という日を一緒に祝うため、日本から来てくれていただろうなあと思いました。

100日間、様々な事がありました。嬉しいこと、悲しいこと、悔しいこと、楽しいこと。でも、人間というのは不思議なもので、嬉しいこと、楽しいことは明確に覚えていますが、その逆は意外と覚えていないものです。だからこそ、生きていけるのでしょう。
反省すべきところもありました。改善すべきところもありました。まだまだ未熟ではありますが、これからも一生懸命に努力して、台湾の人達に末永く愛していただける店作りに励んでいきたいと思っています。

今日は、私が毎日買い付けに行く、八百屋さんの話をしたいと思います。当店では、野菜関係は、東興市場と向上市場の両方で仕入れています。今回紹介するのは、向上市場の八百屋さん。このお店は、兄弟で経営しています。一番上のお兄さんは、たたき上げの八百屋!って感じの人。見た目はちょっと恐そうなんですが、話をするとすごく男気のある、気持ちがスッ!とする人。真ん中のお兄さんは、見た目が「この人、本当に八百屋さん?」って感じ。あのままスーツでも着たら、どこかのIT企業に勤めているかの様な風貌をしています。一番下の弟さんは、このお店のムードメーカー。おもいっきりひょうきんな人で、彼の「HELLO!」という挨拶を聞くと何だかこちらまで楽しい気分になってくるから不思議です。
週末には妹さんもお手伝いに来ている事があります。この妹さんは本当にしっかり者で、こりゃ、将来は肝っ玉かあさんになるなあって感じです。
彼らに共通して言えるのが、笑顔の素敵さ。いい笑顔をしているんです。
彼らの笑顔に会いたくて、毎日、この八百屋さんに通っていると言っても過言ではありません。

明日もまた、彼らの笑顔と出会うため、向上市場の八百屋さんへ買出しに行きます。

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