2010年3月29日月曜日

昨日は、息子の事を書きましたので、今日は、娘の事を書いてみたいと思います。
娘は今年14歳になります。中学2年生です。でも、今は学校へは行っていません。日本人学校への入学を考えたのですが、本人の強い希望で、まずは中国語をしっかりと勉強して、その後、当地の中学校・高校を目指す事にしました。勉強の方は、兄が教えてくれていますので、後は、語学です。若いので吸収は早いのですが、実際に喋るという勇気が今ひとつ足りない様に思います。
もし、お店に来られ、娘が居ましたら、どんどん北京語で話しかけてやってください。

彼女は将来、女優を目指しています。芸能界は非常に厳しい世界ですから、まずは、礼儀作法をしっかりと身につけなければなりません。また、今のうちから発声練習もしっかりとやらなければなりません。
さらに、大切なことは、いかにして、自分の感性を磨くかという事です。これは、私の師がおっしゃっていた事なのですが、演技をするという事は、センスがなければ絶対に無理だとの事。そのセンスはある程度、生まれ持ったものだそうです。故に、センスの全くない人は、いくら練習しても上手くはならないそうです。

私はいつも家族に言っている事なのですが、当店は、オープン店舗です。お客様から調理をしている様子や、準備をしている様子が全てが見える様に設計しました。すなわち、舞台と同じなのです。やり直しは出来ません。映画やテレビの場合は、NG、撮り直し、または、編集でカットが出来ますが、舞台は一切それが出来ません。観客は役者の全てを見ています。その役者の台詞のある時以外も(すなわち、演技以外の時も)その役者を見ています。今の私達とまったく同じです。
「まんまる」という舞台で、如何に、お客様に満足してもらえるか、お客様に喜んでもらえるかを常に考えて、一人一人が行動しなければなりません。そういう意味では、今の環境は彼女にとって、非常に良い経験になると思います。

私の夢は、私の師と娘と私が同じ舞台、カメラの前に立って、演技がしたいと思っています。

まあ、それまでにはまだまだ時間が必要です。今は、お店を安定させる事に専念しなければ。

明日は、親子丼の日です。是非、食べに来てください。

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